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お位牌の梵字

お位牌の戒名の上にあるマークのようなものを「梵字」と言い、古代インドのサンスクリット語から伝えられたものです。梵字は仏様を表し、入れることにより大事な役割を担っています。
お寺の檀家様のお位牌の場合は、梵字をつけることが一般的ですが、宗派によってはつけない場合もございますので、お位牌をお作りになる場合は、ご先祖様のお位牌を参考にしたり、お寺様に聞けるようでしたら確認していただければと思います。お墓に入れることもあります。
※天台宗におきましては、「ア」や「キリーク」などの場合がございます。ただし俗名位牌の場合は、梵字を入れることはありません。

お子様がなくなった場合は「地蔵菩薩」を示す「カ」を入れることがあります。
地蔵菩薩とは、お地蔵さまのことで、六道を巡りながら人々の苦難を代わりに受け救うとても優しい仏様です。六道とは、命あるものは死後に六つの世界のどこかに生まれるといわれており、それぞれの世界で地蔵菩薩は人々を守ってくださっており、お地蔵さまが6体並んでいるのはそのような意味があるからなのです。

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